いざ社会人になって働いてみると、社会人生活がつまらない、つらいと閉塞感を感じてしまって、改めて自分が本当にやりたいことはなにか?一度きりの人生このままで後悔しないか?と自問自答して、転職を考える人も少なくありません。
転職コンサルタントをしている友人に話を聞くと「20代で未経験からプログラマーになりたい」と相談に来る人は非常に多いそうです。
20代ならまだまだ未経験の職種に転職することも不可能ではありません。IT業界は業界の急成長によって、いま深刻な人手不足なのでエンジニア志望の若者であれば、どこの企業も採用したいと思っています。
今回はそんな20代の方に向けて、未経験からプログラマーに就職・転職するにはどのようなスキルが必要で、どのように転職活動を進めるのがベストなのかどうか解説していきたいと思います。
Contents
▼20代でIT未経験からプログラマーになりたいならプログラミングスクールがおすすめ

20代で未経験からプログラマーとして正社員転職したいのであれば、プログラミングスクールに通うのがベストです。
プログラマーとして就職したいのであれば、未経験でも独学でプログラミングを勉強しているという姿勢を見せることが重要ですが、プログラミングは独学で学ぶのが非常に難しいです。
よほどITスキルの高い人ではない限り、訳の分からないエラーが出てどうにも進めないという状況になって投げ出してしまう目に見えています。
最近人気のあるプログラミングスクールは、プログラミングを教えてくれるだけではなく、転職サポートまでしっかりと行ってくれます。
最近は、「GEEK JOB」「プログラマカレッジ
」のように無料で通えて就職サポートまでもしてくれるプログラミングスクールなんかもあります。関東限定ですが、20代ならこれを利用しない手はないですね。最近は無料スクールの品質も高いですし、まずは無料体験に参加してみるべきです。
有料のスクールなら個人的に一番おすすめなのは「WebCampPro」ですね。私が受けるなら少しでも年収の高いプログラマーになれるようここを選びます。
地方在住ならオンラインで受講出来る「CodeCamp」やフリーランスになりたい人には「侍エンジニア塾」がおすすめですね。
▼20代なら転職エージェントでIT転職することも可能

時間とお金を確保出来るなら絶対にプログラミングスクールに通ってから転職した方がいいですが、20代ならばまだ転職エージェントを使って転職することも可能です。
ただ、プログラミングが全く出来ないという状態ではかなり厳しいので「独学だけど勉強していてhtmlとCSSで簡単なサイトを作ることは出来ます」など、自分の出来ることをしっかりと伝えましょう。
すぐに転職したいという場合は、「マイナビエージェント」「レバテックキャリア」あたりを使って転職活動をしますね。私は転職活動をする際に色々なエージェントを使ってきましたが、個人的にはこの2社は特におすすめですね。
プログラミングが全く出来ない人は、まずは派遣から始めるべきですね。
▼正社員転職が厳しそうなら派遣からステップアップするのもあり

これまでフリーターや無職またはニートをしていて、アピール出来るような経歴もなければプログラミングスクールに通うお金もない…というような場合は、派遣からステップアップするというのも選択肢の1つです。
これまであまり仕事に熱心に取り組んで来なかった人は、いきなり正社員を目指そうとしても、なかなか採用されないでしょう。
「正社員として働きたい!厳しいのは分かってるけど頑張りたい!」という強い気持ちを持ち続けて行動出来る人は頑張ってみる価値があるとは思いますが、数社面接に落ちたくらいですぐに心が折れてしまうような人には、いきなり正社員を目指すのはおすすめしません。
完全未経験の場合は、まずは派遣プログラマーとして入社して、そこから経験を積んでステップアップしていくのが一番ベストだと思います。
派遣エンジニアの場合は、地域にもよりますが派遣でも時給2000円くらいは貰えたりしますので、収入面もそこまで悪くありません。
派遣で働く先におすすめのエージェントは「リクルートITスタッフィング」「パーソルテクノロジースタッフ
」ですね。
この2社はプログラマーの派遣では求人数が圧倒的なので、この2社さえ登録しておけば十分だと個人的には思います。参考までに他のエージェントも以下の記事にまとめて紹介していますので、気になる方は読んでみて下さい。
【完全版】システムエンジニア・プログラマーにおすすめのIT派遣会社5選|未経験から正社員を目指せる求人多数!

▼20代のIT転職で失敗・後悔しないためにまずやるべきこと

①なぜ転職したいかを明確にする
まずは転職活動の軸となるポイントを明確にしましょう。あれもこれも欲張っても、あなたがよほどハイスペックでない限りまず転職は成功しないですし、あなたがいま変えたいと思っていることを書き出してみて、それらに優先順位をつけることをおすすめします。
具体的には「もう少し年収をアップしたい」「もっとクリエイティブな仕事がしたい」「手に職をつけたい」等があげられると思います。これを明確にしておかないと、後で転職するんじゃなかったと後悔してしまうことにつながります。
逆にこれさえしっかり行っておけば、転職活動を行って後悔することはほとんどないはずです。
②数社落ちたくらいですぐに諦めないと決意する
30代はまだまだ転職市場では重宝されますが、やる気とポテンシャルだけで採用してもらえる20代と比べると転職の難易度は格段に上がります。
数社に落とされてもう疲れたと辞めてしまったり、妥協して転職して後悔しないために、転職活動を始める前に長い目で見て、時間は掛かっても納得いく転職をするんだとしっかり決意しておきましょう。
③実績のある転職エージェント・スクールを選ぶ
転職の成功可否は、転職コンサルタントの質にかなり左右されますので、しっかりと実績のあるスクール、エージェントを選ぶことが重要です。
転職活動は独りで闇雲に進めるのではなく、転職のプロに相談しながら慎重に進めることで、転職の成功率や満足度は全然変わってきます。
先程も紹介しましたがプログラミングスクールなら「GEEK JOB」「WebCampPro」がおすすめなのでまずは説明会に参加してみて下さい。
転職エージェントならば大手の「マイナビエージェントIT」「レバテックキャリア」を使えば間違いありません。
▼20代のIT転職に成功のための5つのポイント

①ポテンシャルの高さを感じさせる
20代の転職活動ならば、まだポテンシャルだけでも十分に採用される年齢です。これまでの会社員生活で積み上げてきた経験をいかにして活かせるか、そして活躍してくれるかを伝えるも重要ですが、それと同じくらい「伸びしろがありそうだな」とポテンシャルの高さを伝えることが重要だと思います。
この際は、あなたの強みをはっきりとさせることが非常に重要です。
プログラマーとして就職するのであれば「物事を論理的に考える力」や、「自ら問題点を見つけて解決していく力」なんかが挙げられますね。
仕事でも部活とかでも何でもいいですが、とある問題を改善するためにこんなことを考えてこんなことをした、プログラマーになってからも言われたことをこなすだけではなく、自ら主体的に色んな問題を発見して、それをプログラミングを活用して効率化して行きたいというようなアピールをすると良いと思います。
この当たりはなかなか自分1人で考えるのも難しいと思いますので、信頼できる転職エージェントに相談しながら、自分のアピールポイントをしっかりと作り上げていくのがいいでしょう。
②プログラマーになりたい熱意をぶつける
プログラマーを目指したいという人に対して、採用側は「本当に大丈夫か?ちゃんとやっていけるのか?」と非常に不安になります。なので、あなたがどれだけ本気で熱意を持っているかをしっかりと伝えることが重要です。
面接の際には「前職を辞めてなぜこの年齢からプログラマーを目指すのですか」と、ほぼ確実に聞かれると思いますが、その理由にしっかりと答えられなければまず受かりません。
「これまでどのような考えでキャリアを歩んできたのか」「いまの会社をどうして辞めたいのか」「これからどんな風に働いていきたいのか」など自分のキャリアプランをしっかりと説明できる必要があります。
決して、無理にポジティブな言葉を言う必要はありませんが、しっかりと自分の言葉で思いを伝えることが重要です。
上辺だけの言葉だと、面接官としては「よく分からない人だったな」「掴みどころのない人だな」で終わってしまうので、例えうまく話せなくても、自分の言葉で熱意を伝えれば「真面目そうな人だな」「熱意はありそうだな」「一緒に働いてみたいな」と思ってもらえる可能性が高まりますし、そうなれば勝機は見えます。
キャリアに一貫性を持たせるのも、自分ひとりで考えていると一人よがりになりがちなので、転職エージェントに客観的なアドバイスをもらいながらアピールポイントをつくりあげていきましょう。
③プログラミングを勉強している姿勢を見せる
プログラマーになるならプログラミングを勉強しているという姿勢を見せるのは必須です。どこかで見たのですが「料理人になりたいです!でも包丁は握ったことがないです」という人が、まず採用されないのと同じです。
独学でも趣味でやっていてかなりプログラミングが得意ならばいいですが、そうでない場合はプログラミングスクールに通うことをおすすめします。
20代ならばプログラミングスクールに通っている人も多いですし、通学制の場合は、同じくエンジニアを目指す仲間にも出会うことが出来ますので勉強のモチベーションも上がります。
④転職のプロに相談して慎重に進める
20代だとほとんどの人が転職は始めてで、どのように転職活動を進めたらいいか分からない人がほとんどだと思います。職務経歴書の作成や面接対策などとにかくプロに徹底的にサポートしてもらいましょう。転職活動は闇雲に行っても成功しません。
転職エージェントは担当者によっても大きく左右されるので、まずは一度使ってみて、担当のコンサルタントが信用出来るかどうか見極めることが大事です。
この人でいいやなんていう姿勢ではなく、色んな転職コンサルタントに真剣に相談してみて、その中で「この人の言ってることなら信頼できる!」「この人のサポートで転職活動を進めたい!」と思う人を見つけて下さい。
そういった信頼できるエージェントを見つけて、慎重に転職活動を進めていくことが20代の転職活動では必要です。
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▼まずは転職のプロに相談してみよう

最後に簡単に要点をまとめてみました。
- 20代ならまだまだ全然間に合う!
- 時間とお金があるならプログラミングスクールがおすすめ
- 時間もお金もないなら転職エージェントに相談しよう
- 転職が無理そうなら派遣からステップアップするのもあり
- 一度きりの人生なので後悔のないように行動すべき
プログラマーになりたい!というのであれば、まだ残り35年も40年働かないと行けない訳ですから、まずは納得行くまで行動してみましょう。
現在の年収が500万円以下の場合は、実際のところ転職したところでほとんどリスクはないですし、逆に頑張っても年収がアップしない職場に居続けることの方がよっぽどリスクです。
20代という年齢は、年職市場では非常に重宝される年齢です。30代、40代となっていくに連れてどんどん絶望的になっていくので少しでも早く転職活動を始めることをおすすめします。
残り35も40年やりたくない仕事を続けるのに耐えられますか?ここで行動しなかったら、あなた自身がいつか後悔すると思います。
「なかなか転職を決断できない」「転職できるかどうか不安」「いまの職場を辞めにくい」「得体の知れない不安がある」そんな風に感じるのは、あなただけではありません。
転職活動を考えている人なら誰しもが感じる不安なので、あなたが「行動するか」「行動しないか」だけです。
これまで仕事を頑張ってきていま楽しくなかったら、この先急に仕事が楽しくなることはないと思います。それを割り切れるならいいですが、あなたがもし閉塞感を抱えているならば、一度きりの人生ですし勇気を出して行動すべきです。
まずは一度エージェントに相談してみることをおすすめします。
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