IT業界で働くプログラマーの仕事は一般的には給料が良いと言われていますが、IT業界の仕事は残業時間や夜勤、休日出勤なんかも多いので、給料が少ない!割に合わない!と感じる人は多いと思います。
経験年数や職種、役職、地域などによっても違いはあると思いますが、個人的にはほとんどのエンジニアが相場よりも安い値段で働かされていると感じます。大企業で働いている人も例外ではありません。
あなたはもし仮に自分が転職するとしたらどのくらいの給料を貰えるか把握していますか?
また、仮に独立するとしたらどのくらいの報酬が貰えるか把握していますか?
自分の給料が仕事量に対して適切かどうかを知るためにも、自分の市場価値を知ることは非常に大事です。
今回はそんなwebプログラマーの給料の話と、給料が低いと悩んでいるプログラマーはどうするべきなのかということについて言及していきたいと思います。
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プログラマーの給料は平均より高い

プログラマーの給料は一般的には高い部類に入ります。
例えば、派遣で働くにしても事務職なんかだと、地域にも寄りますが時給1000〜1300円程度が相場なのに対して、プログラマーの場合は1800〜2500円くらいは貰えます。
実務経験が3年ほどの私が、派遣会社に登録して給与見積もりしてもらった時には、最大で「月40万」の案件も提示してもらうことができました。
他の職種で、派遣でここまでもらえる職種はそうないと思います。
同じく実務経験3年程度の場合、フリーランスプログラマーになれば平均で月収60万とかですからね。20代でも優秀な人だと、月100万円以上稼いでいる人だって珍しくありません。
しかし、IT業界にはブラック企業も多いので、月収20万円程度のエンジニアも多くいるでしょうし、世間一般では大企業と呼ばれるで働いていても「忙しいので割に合わない!」と感じる人もいると思います。
給料に不満がある原因は、大きく3つのケースに分けることが出来ます。
プログラマーが給料に不満を抱える原因・理由

①年功序列制によって搾取されている
1つ目は、年功序列によって搾取されているケースです。正社員として働く場合、若い内はどうしても給料が上がらないため、数字自体は少なくなくても、労働の割に合わないと感じる人は多いですね。
特に大企業ほど成果主義なんて言いながらも給料はほとんど横並びなので、頑張っても頑張らなくても貰える給料はほぼ一緒なんですよね。なので、頑張っている人ほど「割に合わない」と感じるのではないでしょうか。
頑張るのがバカらしくなってほどほどに働きたくなる気持ちもわかりますが、最終的には役職がつかないと給料はたいして上がりません。なので、正社員に拘るならば、若い内は割に合わないことを承知で頑張るしかないです。
仕事自体を楽しめている人ならいいのですが、お金のために割り切って働いているという合理的な人ほどこのストレスに耐えられないんじゃないかなと。
しかも、出世したら出世したで更に責任は重くなるので、私のように「地位や権力よりも自由が欲しい」人には、年功序列はまあ向かない働き方だと思います。
正社員で手っ取り早く給料を上げたいのであれば、ベースの給料が高い企業に転職するか、ベンチャー企業に転職して結果を出すか、独立するかですね。
そうでなければ時間を掛けて、じわじわと出世していくしかないです。
②あなたが自分の市場価値を把握していない
2つ目は、本当はあなた自身には価値があるのに、あなたが割に合わないブラックな企業で働いてしまっているというケースです。
この場合は「転職したら仕事が楽になった!楽になったのに年収が上がった!」というようなケースも珍しくありません。
多くのプログラマーは給料に不満を抱えながらも、愚痴をこぼしながら同じ会社に居座っています。その理由は「ほとんどのプログラマーが自分の市場価値を把握していない」そして「自分の市場価値を上げようとしていないから」です。
一度、企業に就職してしまうと何だかんだ行動するのが面倒臭くて、不満があってもなかなか一歩踏み出せない人が多いんですよね。
しかし、こういう働き方を続けていくと、年齢ばかり増えてたいしてスキルは成長していなかないのでどんどんエンジニアとしての市場価値は下がって転職するのも難しくなって、人生がどんどんハードモードになってしまいます。
自分の市場価値をしっかりと把握しているプログラマーは、どういうスキルがあればだいたいどのくらいの給料が貰えるかを知っています。
あなたはそれを把握出来ていますか?
いまのあなたが転職するとしたらどのくらいの給料が貰えるのか、給料を上げるためにはどういうスキルを身につければ良いのか、これを分からないまま働いていても一向に年収アップは望めないのでまずは市場価値を把握する必要があります。
まずは転職エージェントを利用して、いまの自分のスキルだとどのくらいが給料の相場でこれを上げるためにはどうすればいいか相談してみましょう。
転職するだけで大きく年収を上げられるかもしれません。
③あなたにスキルがない
3つ目は、そもそもあなた自信にスキルがないケースです。
現状スキルがないのであれば、市場価値を高めるためにスキルを身につけるために最も最適なことは「成長できる環境に身を置くこと」です。成長出来ない環境にずるずると居てはいけません。
環境というのは本当に大事で、あなたに合った環境に身を置けば、そこまで必死にならなくても、自然と力は身についていくんですよね。
逆に全く環境が整っていない状況で、独学だけでスキルを身につけていこうとするのは、不可能ではないですが非常に大変です。
大企業であっても、働いていて「楽しくない」「やりがいを感じない」職場で働いていたら一向に成長していきません。これは私が身をもって体感済です。
周りが優秀であっても、あなたが嫌々働いていればスキルは身についていきませんし、スキルが身につかないままどんどん歳を取ると取り返しがつかなくなります。
「楽しい」と感じられるかどうかは、目標があるかどうか、すなわち職場に「この人のようになりたい」と思える人がいるかどうかだと思います。
あなたの職場には、こうなりたい!と思える人がいるでしょうか?いない場合は、まず環境を変えましょう。
手っ取り早く給料を上げるなら転職か独立しかない

会社員プログラマーは職場で年収を上げるには出世するしかないので、年収を上げるまでに数年掛かりますし、それも上司の評価次第です。いつになったら上がるのか分かりません。
なので、手っ取り早く給料を上げるなら転職するか独立するかしかありません。
正社員として働く場合は、外資系企業でもない限り、若い内は給料がそこまで良くないので少しでもベースが高い企業に転職するか、ベンチャーなどで結果を出すかのどちらかですね。
正社員に特にこわだりはないのであれば、フリーランスプログラマーとして独立するのがベストです。
いまは自分で仕事を取ってこなくてもフリーランスエージェントに登録すれば簡単に仕事を受けることが出来ますし、実務経験3年のプログラマーが独立すれば、だいたい月収60万円程度はもらえます。
フリーランスという働き方が合っていると思ったら働き続けるという選択も可能ですし、若いうちにフリーで稼ぎつつスキルアップもして、最終的にもう一度企業に戻るという働き方だってできます。
なので、以外とリスクってないんですよね。
年収(給料)を上げるための具体的な3ステップ
①転職エージェントを利用して自分の市場価値を把握する

まずは自分が転職するとしたらどのくらいが相場なのか、独立するとしたらどのくらい貰えるのか、自分の市場価値を把握しましょう。
市場価値を把握するためには、転職エージェントを利用して、転職のプロであるエージェントに相談するのがベストです。自分の市場価値を知ることで、搾取されている場合は転職に踏み切ることが出来ますし、そうでない場合はもう一度働き方について見直すいいきっかけにもなります。
個人的には転職するなら「マイナビエージェントIT」、独立するなら「レバテックフリーランス」をおすすめします。
どちらのエージェントも「自分が転職するとしたら最大でどのくらい貰えるのか」「自分なんかがフリーランスになれるのか」というような、市場価値の確認やライトな相談にも乗ってもらうことが出来るのが魅力的です。
②市場価値が相場より高ければ転職する|そうではない場合はスキルを身につける

自分の市場価値が相場より高ければ、転職または独立をすることをおすすめします。逆に転職しても同じくらいの年収しかもらえそうにないのであれば、それをきっかけとして働き方を見直しましょう。
優秀なプログラマーこそ、定期的にエージェントと面談を行ったりして「市場価値の高いプログラマーになるためにはどうすればいいか」を常に考えて、もし不満が爆発した時にいつでも転職出来るよう努力していたりします。
ただ、なんとなく働いていては転職市場で価値のあるエンジニアにはなれないので、これをきっかけに「どうすれば転職で年収が上がりますか?」と転職のプロであるコンサルタントに相談してみるのが良いでしょう。
③更に年収を上げるならハイクラス転職かフリーランスとして独立する

本気で年収を上げたいのであればスキルを身に着けて、最終的に「レバテックエキスパート」のようなハイクラスの転職サイトを利用して転職するか、フリーランスとして独立するという方法のどちらかかなと思います。
ハイクラス転職はかなり難易度が高いので、正社員に拘りたいという人でなければ、フリーランスとして独立することをおすすめしますね。
実務経験が3年以上あればフリーランスとして独立して月60万円くらい稼ぐことは、そこまで難しいことではないので、3年以上プログラマーをしてるのに年収が低い場合は「レバテックフリーランス」に相談してみると、年収が一気に増える可能性は十分にあります。
年収(給料)を上げるためにおすすめのIT転職サイト|転職エージェント
プログラマー向けのおすすめの転職サイトを以下にまとめていますので、正社員として働きたい人は是非参考にしてみて下さい。

フリーランスという働き方と、おすすめのエージェントについては以下の記事にまとめていますので合わせて読んでみて下さい。

年収(給料)に不満がある内は根気強く待遇のいい職場を探すべき!

「給料が安い!割に合わない!」と愚痴をこぼしながらも、どうせ他も同じようなもんでしょと思っていつになって行動しない人も多いですが、私から言えば決してそんなことはありません。
あなたが本気で環境を変えようと思い行動すれば、必ず年収は上げられます。
特にあなたの実力が市場価値以上であれば「仕事の負担が軽くなって給料も上がった!」という事例も珍しいことはありません。
転職をサポートしてくれるコンサルタント達からすると、利用者にそうやって感謝されることが一番のやりがいだと思いますし、本当に良いエージェントは親身になってそのような好条件の職場を探してくれます。
なかなか簡単には理想の転職先は見つからないかもしれませんが、「給料が安い!」と愚痴をこぼして何もしないのではなく、根気強くあなたの理想の条件職場を探し続けることが重要です。
なので、給料を上げたいのであればまずは情報収集を始めましょう。
忙しすぎる、しんどい、つらいと思いながらもなんとなくやり過ごしてしまうと、スキルは上がらないまま年齢ばかりが増えていくので人生がどんどんハードモードになっていきます。同じスキルの場合、年齢が若い方が有利だからです。
そうなってしまうと、プログラマーとしてのあなたの市場価値が下がって転職しづらくなり、いざ我慢の限界を迎えて転職をしようとしたときに、まともな企業に転職できないなんてこともままあります。
過ぎてしまった時間はもう取り戻せません。
最終的に転職しないにしても、働き方に不満があるならまずは転職エージェントを利用して情報収集だけでもしてみましょう。
少しでも早い方が有利です。
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