エンジニアの悩み

システムエンジニア(SE)のデスマーチは過酷すぎる!激務自慢する社畜になりたくなかったから私は会社を辞めた

 

システムエンジニア(SE)として過酷なプロジェクトに携わっていると、誰かが精神を病んで会社に来なくなり、残った人の負担が更に大きくなり、その人も会社に来なくなりどんどん人が消えていくことも珍しくありません。

 

業界用語では「デスマーチ」とも呼ばれていますが、こういう業界用語が出来るくらいエンジニアの労働環境は非常に過酷です。

 

それにも関わらず「いやーーーー、あの時のプロジェクトはやばかったwww」なんて笑い話にしながら会社に残り続けるエンジニアもいますし、嫌になって辞めるエンジニアもいます。

「最近忙しい?www」「今月もう残業200行きそうだわwwww」みたいな激務自慢をしている同期や先輩社員を見て、私は絶対こうはなれないし、なりたくないと思い会社を辞めました。

 

その後は派遣社員になったり、社内SEになったり時間に余裕のある働き方を続けて、最終的にはフリーランスに落ち着きました。

今回の記事では、私が経験したデスマーチの実態と、いまデスマーチの真っ最中で、今後もエンジニアとして働き続けていくことに不安を抱えている方に勧めたい働き方についてまとめましたので、参考になれば幸いです。

 

デスマーチの実態

デスマーチとは直訳すると「死の行進」であり、IT業界におけるシステム開発現場の過酷な労働環境を意味する言葉です。

wikipediaによるとデスマーチには定義があるようです。

  • 与えられた期間が、常識的な期間の半分以下である
  • エンジニアが通常必要な人数の半分以下である
  • 予算やその他のリソースが必要分に対して半分以下である
  • 機能や性能などの要求が倍以上である

 

すなわち、短納期、人員不足、予算不足などによりエンジニアに異常なほどの負担が掛かり、次から次へとメンバーが倒れて、残ったものの負担は更に増えていくという悪循環の状況が生まれます。

現場によって差異はあるかと思いますが、私の経験からするデスマーチのイメージはこんな感じです。

 

1.終電を過ぎても働くのが当たり前の空気

 

プロジェクトが炎上してデスマーチ状態に突入すると、終電を過ぎても当たり前のように会社に人がいます。

私がいた会社では、会社に宿泊することはなかったですが、深夜の2時または3時まで働いてタクシーで帰るなんてことは普通にありました。もっとやばいところだと帰れないでしょうね。

帰れただけまだ良かったです(良くない)

 

2.残業時間>通常勤務時間

 

デスマーチに突入すると残業時間が通常勤務時間を超えます。

月20日✕8時間働くと160時間ですが、残業時間がそれを超えて月320時間働くのは珍しくありません。私は最大でも350時間くらいまでしか経験したことはありませんが、中には400時間や500時間に到達するような人もいます。

そういう人はだいたい飲みの席なんかに行くと、「俺があのプロジェクトをやっていた時は月500時間働いてたんだぞ」みたいなことを言いますが、私は死んでもやりたくなかったですね。

 

3.ある日誰かが失踪する

 

ある日、突然誰かが来なくなります。

何度電話しても繋がらないで、そのままフェードアウトと言うのはよくある話ですし、何日か経った時にふと戻って来ることもあります。

私もある日急にプツンと糸が切れたように頑張れなくなり休職したことがあるので、失踪した側ですね。

 

4.また誰かが来なくなる

 

1人が失踪すると、負の気持ちが連鎖して次々と人が来なくなります。

それでも残っている人達は「あいつも失踪したか…」と特に驚くこともなく当たり前のようにプロジェクトは進んでいきます。

残っているメンバーもほとんどの目が死んでいます。

 

5.管理者も倒れる

 

デスマが続くと、これまで色々なプロジェクトを乗り越えてきたであろう役職者ですら倒れることもあります。

それくらい過酷な現場です。

 

 

6.プロジェクトは燃え続ける

 

それでもなお、プロジェクトは燃え続けます。

周りの色んな部署からプロジェクトのヘルプが来ますが、ヘルプに来た人も何人かは失踪しながらようやく開発を終え、プロジェクトを終えます。

 

7.リリース後も障害に追われ続ける

 

何とかリリースしたところで、炎上プロジェクトで品質の高いシステムを作れるはずがありません。

ことあるごとにシステムは停止して障害対応に追われ続けます。システムが止まっている間は、顧客業務に影響して莫大な損害を与えてしまうため、寝る間もなく障害対応に追われます。

 

こんな感じで、SIerで働くシステムエンジニアは延々とシステム開発と障害対応に追われ続けることになります。

 

 

デスマーチを避けたいSEの働き方

①Web系エンジニアとして働く

Web系エンジニアは、文字通りインターネットを通じてサービスを提供している起業のことで、少人数で実際に手を動かしながらサービスを作ります。

SIerはITゼネコンとも言われている通り、ほとんどがプロジェクト管理がメインで実際に手を動かすことはほとんどないですし、システム開発するまでの流れも非常に遅いです。

 

Web系はスピード感重視なので、取りあえず形になるサービスを作り、ユーザーの反応を見てから修正・改善を行うアジャイル開発がよく使われますね。

実際に物づくりをしているという実感が得られやすいので、昔はプログラミングが楽しかったけど、SIerでシステムを構築するのは全く楽しくないというSEの方にはおすすめの働き方ですね。

 

「Webエンジニア」に興味がある方は、まずは転職サイトに登録して案件を探してみたり、エージェントに相談してみて下さい。以下に「Web系エンジニア」を探すのにおすすめの転職サイトを掲載しています。

あわせて読みたい
【完全版】システムエンジニア(SE)・プログラマーにおすすめの転職サイト|転職エージェント比較ランキング転職活動をする際はどのエージェントを選ぶかが非常に重要です。 どの転職サイトを選ぶかによって出会える企業も変わりますし、担当のコン...

 

 

②社内SEに転職する

デスマ続きでうつ病になったエンジニアが、デスマから逃れるための最も一般的な方法は、企業の社内SEに転職することです。

社内SEの仕事は、顧客が社内の人間であるため仕事の要求度も低く、業務の規模が小さいため自律性も通常のSIerより高くうつ病になりやすい条件からも外れており、非常に人気が高いです。

 

対顧客業務になると、担当する顧客のわがままによって大幅な仕様変更がされたり、早朝深夜の出勤、休日に障害コールがかかってきてそのまま現場に直行することなんかもあり、非常に大変な思いをすることになります。

社内SEの場合は完全に立場が逆になります。

 

いまはどこの企業にも情報システム部門があり、社内SEはそのような部署に入って情報システムを管理する業務をします。経営陣がシステム開発を行うことを決定した場合、社内SEが担当になり開発を行います。

社内SEが担当になると言っても、実際には業務委託契約によってシステム開発会社に請負で作らせるのが一般的です。つまり、社内SEはシステム開発会社の顧客となるのです。

 

ここが重要なのですが、システム開発の作業自体は業務委託先が行うため、社内SEは管理業務がメインとなります。

そのため、ストレスが掛かる顧客対応を行ったり、社内での厳しい設計書レビューを行う必要もありませんし、深夜に作業を行ったり、障害コールによって休日に振り回されることもありません。

 

しかも、社内SEの仕事は前職での経験を生かすこともできるのです。なぜ社内SEが人気か伝わりましたでしょうか。

 

正社員に拘りたいのであれば「社内SE」に転職するのが最もおすすめです。異業種の場合、営業のような不人気の職種でないと採用は難しいです。一般的に人気のある経理や人事などの場合は、まずは派遣から初めてステップアップする必要があります。

 

社内SEの仕事に興味がある方は、まずは転職サイトに登録して案件を探してみたり、エージェントに相談してみて下さい。以下に社内SEを探すのにおすすめの転職サイトを掲載しています。

あわせて読みたい
【完全版】システムエンジニア(SE)・プログラマーにおすすめの転職サイト|転職エージェント比較ランキング転職活動をする際はどのエージェントを選ぶかが非常に重要です。 どの転職サイトを選ぶかによって出会える企業も変わりますし、担当のコン...

 

③フリーランスエンジニアとして働く

 

2つ目の選択肢は「フリーランスとして働く」ということです。

フリーランスとして働く場合は、仕事への要求度はそれほど変わりませんが、自分の裁量で案件を選んだり、休みたい時は自由に休むことが出来るため、自律性という面では大きく変わります。

契約時に月に働く時間が決まっているため、正社員のように月320時間も働くというようなことはありません。

 

フリーランスとして働いてみたいけど、コネもないし、どうやって仕事を探していいのか分からないよ!という方がほとんどかと思いますが、いまの時代はレバテックフリーランスや「ギークスジョブ」のようなフリーランス専門のエージェントというものが存在します。

エージェントが営業を代行して仕事を探して来てくれるため、エンジニアは営業をしなくても仕事を得ることが出来ます。

 

…とは言ってもかなりの技術力がいるんじゃないの?と心配する人も多いですが、一般的にはエンジニアとして3年程度の業務経験があればフリーランスとして働くことは十分に可能です。

そこまで高いスキルが求められるということはありません。

 

給料も正社員として働くよりもフリーランスの方が確実に稼ぐことが出来ます。初期段階で月60万円くらいが相場となっており、ボーナスは出ないので年収換算で720万円程は稼ぐことが出来ます。

 

フリーランスエンジニアとして働くメリット・デメリットについて、以下の記事でより詳細に書いていますので興味がある方は参考にしてみて下さい。

あわせて読みたい
【完全版】システムエンジニア(SE)・プログラマーが登録すべきおすすめフリーランスエージェント5選! 私は大学卒業後に某大手SIerで勤務してたのですが、大企業で給料が良くてもあまりの激務っぷりにすっかり働くのが嫌になり、派遣SE...

 

④派遣エンジニアとして働く

 

短期間で辞めてしまった場合は、「派遣エンジニアとして働く」のも有効です。

正社員として働くのが苦痛であれば、フリーランスになって働くのが最もおすすめの選択肢ですが、フリーランスとして働くには最低でも2年程度の実務経験は必要になります。

仕事が嫌すぎて半年だけどもう辞めたい…という場合は、しばらくの間派遣エンジニアとしてキャリアを積んでフリーランスになるという選択肢もあります。最近は結構多いですよね、こういう人。

 

「正社員」の場合は、かなり会社組織へのコミットが求められますが、「派遣社員」の場合はそこまで求められません。そのためよほどブラックな所でない限りかなり良いワークライフバランスで働くことが出来ます。

ずっと派遣社員のままでいるのはかなりリスクが高いですが、その間に、自分で副業をするなりして別の収入源を確保したり、スキルを身に着けてフリーランスに転身するなり、目標を持って「派遣エンジニア」という選択肢を選ぶのであればそれは非常に合理的ですし恥ずかしいことではありません。

 

「派遣エンジニアとしてキャリアを形成」するということに関しては、以下の記事で更に詳しく書いているので参考にしてみて下さい。

あわせて読みたい
【完全版】システムエンジニア(SE)・プログラマーにおすすめのIT派遣会社ランキング私はかつて新卒で入社した大企業を3年で辞めて、その後はしばらく派遣エンジニアとして働いていました。 「派遣」と聞くとあまり...

 

 

いつまで激務自慢に付き合ってるの?

 

もう二度とデスマなんかしたくないと思った時は、まずは転職エージェントに相談してみて下さい。

特にIT業界に特化しているエージェントは企業との繋がりが深いため、職場の雰囲気なんかも知っていますし、合う合わないの判断や、単純にいまの悩み相談なんかにも乗ってくれます。

 

そして、私が紹介している優良な転職サイトでは、あなたに合わないような職場を安易に紹介することは絶対にしません。

 

いまはまだ転職をする気力がない場合は、登録だけして案件を見てみるだけでもいいかもしれません。その場合は、ゆっくり休んで元気になってからエージェントに相談してみて下さい。

 

この記事を読んでくれたあなたが、元気になって生き生きと働けることを願っています。

 

 

プログラミングスクール

【完全版】プログラミングスクールおすすめ22選を徹底比較!選び方と料金・口コミ評判超まとめ!

未経験からエンジニアとして就職したい!フリーランスになりたいという人のために、目的別にプログラミングスクール選び方をまとめていますので、スクール選びで悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。

 超まとめ記事を読む

RELATED POST