システムエンジニア(SE)の仕事に興味があるけど、きついって聞くし不安。ぶっちゃけどうなのか知りたい。
上記のような悩みに答えていきます。
この記事を書いている私は10年近くエンジニアとして働いていて、最初は大手SIerで働いていたのですが激務に疲れて転職。社内SEを経由して、いまはWeb系のエンジニアとして働いています。
システムエンジニアの仕事がきついかどうか聞かれたら、その回答は結構職種によって変わると思っています
ぶっちゃけ個人的には「SIerはきついから辞めておいた方がいい。Web系や社内SEはそこまできつくないしおすすめ」と回答します。
もちろん会社や業種、時期やプロジェクトにもよるので一概には言えませんが、一般的にはこの傾向で間違いないと思います。これからエンジニアになりたいけど、激務なのは嫌だなという方がいたらWeb系の会社に就職するか、社内SEとして働けば大丈夫です。
SIerはIT業界の中でも比較的年収が高いですが、やはりそれだけに他の業種と比べると忙しく、ストレスフルです。
私が勤務していた大手SIerでも、3割くらいの人は「きつい!激務すぎる!」と嘆いて転職していきました。
しかし、なんだかんだで7割くらいの同期は残っていますし、楽しそうに働いている人もいるので、合う合わないの問題なのかなと思います。(私にはSIerは合わなかったので個人的にはおすすめしません)
この記事では、私の体験談からシステムエンジニアのどんなところがきつかったのか、その実態について解説していきたいと思います。
Contents
システムエンジニア(se)のきついかは業種によって大きく異なる
SIerで働くのはきつかった(体験談)

私は新卒入社してから大手SIerで働いていましたが、当時はかなりきつかったです。
何がきついかと言うと、SIerの場合まずはシステム障害や急な仕様変更などでスケジュールが狂って、短期間で膨大な仕事量をこなさなければならないという状況に陥りやすく、長時間労働になりがちです。
定時が過ぎても誰も帰ろうとせずに、終電近くなってやっと人がパラパラと帰り始める。これが数日ならまだしも延々と続くと徐々に精神が蝕まれていきます。
システムの保守・運用などを担当していれば、改修作業は基本的にユーザーがシステムを使っていない深夜に行うので、夜中に作業をすることもしばしばあります。
障害対応があったらいつでも駆けつけなければならないので、夜中や土日にシステムが異常終了して呼び出されることもしばしば、勤務時間も不規則になります。
システム障害が起きてしまうと障害を解決するまでは帰れないし、結婚式の前日に障害が発生して朝まで障害対応をして、そのまま結婚式に行って奥さんにブチ切れられたというような話を聞いたこともありました。
周囲の人達はそれを笑って聞いていましたが、私はそれを聞いて笑うことはできず、死んでもそうはなりたくなかったです。
上記のような話を聞いても「それくらい仕事だから仕方ない」と思える人はSIerに向いているのかもしれません。私みたいに、絶対そんな風にはなりたくないと言う人は他の働き方をした方がいいんじゃないかなと思います。
エンジニアの働き方はSIerだけではありません。
SIerで働いていて辛い人は、社内SEかWeb系に転職するべき
- 毎日残業だらけで疲れてしまった
- 仕事がつまらない
- 全くやりがいを感じない
- もっとプライベートの時間も大切にしたい
- 鬱病が当たり前の職場はおかしい
- 何のために生きているか分からない
上記のような悩みを抱えていて、SIerで働いているのがどうしても合わないと感じる人は「社内SE」「WEB系エンジニア」に転職した方が良いと思います。
SIerの仕事は合う合わないがはっきり分かれると思います。
私はSIerの仕事がどうにも耐えられなかったのですが、いまだに働き続けている同期も何人もいますし、SIerが合っている人もいるんだなと感じました。
SIerで働いている時、私は死にかけていましたが、転職してからは比較的まったりと自分のペースで働けるようになりましたし、特にWeb系に転向してからは仕事が楽しいなと思えるようになりました。
「きつい」と感じているのであればまずはSIerを抜け出しましょう。
システムエンジニア(se)の働き方は色々ある

最初に入った職場がきつい職場だと、システムエンジニアの仕事=きついのが当たり前と思い込んでしまいがちですが、実際はに色んな職場があります。
これからエンジニアになりたいという人は過剰に心配する必要はないですし、今エンジニアとして働いているけれど「きつい」「辛い」と感じている人は違う働き方を探してみるといいと思います。
社内SEになる→きつくないが楽しくはない
「社内SE」の仕事はSIerと比べると相対的に楽であまりきつくはありません。
あくまで一般論なので一概には言えませんが、ほとんどのエンジニアはこれを口にすると思いますし、SEの転職先として社内SEに転職するのは王道です。
楽しいとかやりがいがあると言う話はほとんど聞いたことがないですが、SIerから転職した人に話を聞くと、やはり相対的に楽と聞くので「とにかく平和に働きたい」という人にはおすすめです。
業務内容は会社によって大きく異なるので、詳しくは転職エージェントに登録して、個別に話を聞いてみて下さい。
Web系エンジニアになる→あまりきつくないし割と楽しいのでおすすめ
WEB系エンジニアもSIerと比べると相対的に楽でそこまできつくありません。中にはきつい会社もあると思うので一概には言えないのですが、一般的にはきついと感じる会社は少ないと思います。
しかも、WEB系の会社は少人数でサイト製作をしたりすることが多いので、ユーザーとの距離も近く、スキルも身につきやすく、オフィスもおしゃれな会社が多いので働いている側としても非常に楽しくおすすめです。
SIerの場合は、上流工程と下流工程で明確に役割が別れているので、いまいちやりがいが感じられないという人が非常に多いですが、WEB系アジャイル開発でスピーディで柔軟に開発が行えるため、SIerのように数行のコードを修正するのにどれだけ時間掛けるんだよというようなストレスもないです。
WEB系の場合は、最新技術に触れることも多いので、いま話題になっているサービスの運用に携われたりするのも楽しいかなと。
SIer→きついので勧めません
SIerは個人的にはおすすめしません。
SIerの働き方が合う人もいると思いますが、きついのが嫌と言う人は避けた方がいいでしょう。給料は他の職種と比べると比較的良いですが、きついです。
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システムエンジニア(se)の働き方は色々ある!自分にあった働き方を探せば大丈夫!

これまで紹介してきた通り、システムエンジニアの働き方は色々あるので、これからエンジニアになりたいと思っている人は過剰に恐れる必要はありません。
きつい職場やプロジェクトもありますが、きつくない業種・職場もありますし、それは他の職種でも同じです。
少しでもきつい職場を避けたいのであれば、社内SEやWeb系のエンジニアになればいいですし、週3勤務出来る会社やリモートワークが出来るフリーランスになるという選択肢もあります。
いまは昔と比べると色んな働き方があるので、一つの働き方に縛られるのではなく、自分に合った働き方を見つけて人生を充実させることが大事だと思います。
今すでにエンジニアとして働いているけどきつい、辛いと感じている人は「WEB系エンジニア」や「社内SE」になると言う選択肢も検討してみて下さい。

派遣で働きながら、副業を使って稼ぐのも良いと思います。

エンジニア経験が2〜3年程ある人ならば、フリーランスエンジニアとして働くことも可能です。業務経験が3年程あればだいたい月収60万円くらいが相場なので、特別スキルが高くなくても平均レベルのスキルがあればこれくらいには到達できます。

このようにエンジニアには色んな働き方があるので「きつい」「辛い」と感じたのならば、無理に耐えるのではなく、自分が無理なく働ける環境を探してみて下さい。
本当に気持ちが弱ってくると転職活動する気力すら湧かなくなってくるので、少しでも余裕がある内にまずは一度エージェントに相談しておきましょう。
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